SEOの考え方
- 2013年05月31日 |
- SEO関連 |
さて先週、Googleの検索アルゴリズムの変更がありました。
検索アルゴリズムというのは、
検索結果の表示順位を決定するルールのようなものです。
Googleなどの検索エンジンは、
たまにそのルールを大幅に変更する時があるんですね。
そうすると今まで1ページ目に表示されていたのに、
順位がすごく後ろになってしまった・・・。
(もちろんその逆もあり)
といったことが起こるので、結構大騒ぎになるんですね。
去年も「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」と呼ばれる
順位の大きな変動を伴うアルゴリズム変更がありました。
先週のアルゴリズム変更は「ペンギンアップデート2.0」と呼ばれています。
こういった検索アルゴリズムに合わせて、
検索結果の上位表示対策をすることをSEOというのですが、
そのSEO対策は時代によってさまざまなものがありました。
すごく昔のSEOには
・キーワードをとにかくたくさん記述する
といったこともありましたが、
そうするとやり過ぎるホームページが出てくるんですね。
例えば「横浜」で上位表示したい場合に、
横浜横浜横浜・・・
とホームページに書くホームページがでてきたりします。
当たり前ですが、検索エンジンとしては、
しっかり内容のある素晴しいホームページより、
「横浜」とたくさん書いてあるだけのホームページが、
上位表示されている状況は望ましくないですよね。
検索エンジンの検索アルゴリズム変更の歴史というのは、
過剰なSEOをするホームページとの戦いの歴史でもあるんですね。
今回のペンギンアップデート2.0は、
過剰な被リンクの撲滅などが言われていますが、
基本的な考え方は変わっていなくて
『SEOで上位表示されるのではなく、
本当に素晴しいホームページがちゃんと上位に表示される』
ようにしていこうとしているだけなんですね。
この流れは今後も変わることはないので、
コンサルタントの中には
「SEO対策をしないことが、これからのSEO対策」
と言っている人もいます。
私も、基本的なSEO対策は行う必要があると思いますが、
最新のSEOを追いかけるよりも、
後はホームページを充実させていくことの方が、
格段に重要だと考えています。
事実、私の運営しているホームページには、
もう何年もホームページを更新していない(当然SEO対策も何年もしていない)
にもかかわらず、結構なビッグキーワードでずっと1位を維持しているものもあります。
情報を充実させ、自然といろいろなところで紹介されるようになった
そのホームページはアルゴリズムが変更になっても全く影響を受けません。
最新のSEOを追いかけて、「今のアルゴリズム」に合わせるのではなく、
検索アルゴリズムの変更の影響を受けなくなる。
SEOの理想のゴールはそこを目指しましょう!
そのためには「SEOのテクニック」よりも、「ホームページの内容の充実」
ですよ。